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ブックマーク / blog.livedoor.jp/lunarmodule7 (3)

  • UIの改悪がUXを改善させる場合 - A Successful Failure

    2013年01月20日 UIの改悪がUXを改善させる場合 Tweet Good UIGood UX UIUXについてはその理解について多くの議論がなされてきた。たとえば、Googleの及川氏は「写真が語るUXUIの違い」というエントリにおいてコーンフレークの例を元にUIUXについて説明したが、その後、ERATOの渡邊氏が「1分でわかるUIUXをわかりやすく説明する写真とお話」というエントリにおいて、ATMを例によりわかりやすい説明を挙げている(次の写真は当該エントリからの引用)。 この例ではたとえUIが素晴らしくても、そのATMは時間がかかるため、長い待ち時間ができ、結果としてUXが損なわれる場合を示している。 しかしながら、実際にはATMの劣悪なUIが悪いUXの原因となっている可能性があり、当にこのATMUIは素晴らしいのかという疑問が残る。つまり「Good UIGo

  • 待つことのデザイン - A Successful Failure

    2013年02月21日 待つことのデザイン Tweet 先日のエントリ『UIの改悪がUXを改善させる場合』において待ち時間の質が大事であるという話を紹介したが、『誰のためのデザイン?』で有名なD.A.ノーマンが著書『複雑さと共に暮らす―デザインの挑戦』において一章を割いて待つことのデザインについて解説しているので、先のエントリの補遺も兼ねて、エントリでは当該章の要点を紹介したい。 待ち行列の6つのデザイン原理 ノーマンはDavid Meisterの1985年の古典論文「待ち行列の心理学」を元に最新の知見を加えて、待ち行列のエクスペリエンスを増強するために次の6つのデザイン原理を提案している。 概念モデルを提供すること 待つことが適切であると受け取れるようにすること 期待に応える、あるいはそれを上回って応えること 人々の心をとらえておくこと 公平であること 終わりと始まりを強調すること 1

  • アフォーダンスからシグニファイアへ - A Successful Failure

    2012年02月13日 アフォーダンスからシグニファイアへ Tweet D.A.ノーマンが『誰のためのデザイン? 』で紹介した概念、アフォーダンス(affordance)は、UIデザインにおける基的な考え方として受け入れられてきた。UIに関する書籍を紐解けば、アフォーダンスに関する解説を見つけることができるだろう。率直に言ってアフォーダンスの考え方を知らないUI屋、デザイナーはもぐりと看做してよい。 デザイン界におけるアフォーダンス デザイン界においてアフォーダンスは、製品などのモノが、どのように扱われるべきか、どのような性質を持つものかが、ユーザに一目でわかるように付与された(主に)視覚的なサインの意味で使われる。わかり易い例を挙げると、アフォーダンスとは、踏んでは倒せないノコノコにトゲを付けるようなこと、と説明されている(下図)。トゲゾーはトゲという視覚的なサインによって、踏んではい

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