前の記事で紹介した Flash Professional Toolkit for CreateJS は、CreateJS と呼ばれるオープンソースのフレームワーク群の使用を前提としています。そのため、Flash Pro から書き出された html ファイルと js ファイルは、Canvas の API を利用する代わりに CreateJS の API を呼び出します。 デモビデオ内で紹介されたコードは、こんな感じでした。 (lib.shadow2 = function() { this.initialize(); this.shape = new Shape(); ... ということで、書き出されたコンテンツの編集をするには、CreateJS の使い方を学ばないとダメそうです。 (単純なタイムラインアニメーションは別として...) ただし、これは、AS3 の知識がある人には、むしろ良い話か
EaselJS の DisplayObject には、いくつかマウスイベントを扱うためのメソッドがあります。今回は、それらを利用したマウス操作への対応方法を紹介します。 利用できる関数は以下の 5 つです。名前も使い方も AS2 のイベント処理に良く似ています。 onClick : ユーザーがマウスボタンをクリックした onPress : ユーザーがマウスボタンを押した onDoubleClick : ユーザが表示オブジェクト上でダブルクリックした onMouseOut : マウスポインタが表示オブジェクトの外に移動した onMouseOver : マウスポインタが表示オブジェクト上に移動した 見てのとおり、Flash Player のマウスイベントと比べると数は少ないです。もっとも、この辺りの仕様は、CreateJS が出荷されるときには変わっているかもしれません。 イベント発生時に呼び
EaselJS から提供される Ticker は、一定間隔で tick イベントを他のオブジェクトに伝える機能を持っています。これと TweenJS を組み合わせてアニメーションを実現するのが CreateJS の基本です。 前の記事でも触れたように、CreateJS に MovieClip が追加される可能性があるため、アニメーション制作の手段は、更に増えるのかもしれません。ともあれ、今回は TweenJS の使い方をご紹介します。 なお、現在公開中の TweenJS のバージョンはまだ 0.1 で、Readme にもアルファ版であることが明記されているので、CreateJS が登場する時には、仕様が変わっているかもしれません。その点はご注意下さい。 Ticker まず、Ticker の使い方です。フレームレート (もしくはイベントの間隔) を指定して、定期的に時間の経過を通知するオブジ
Flashのエンジニアとして著名なGrant Skinner氏が開発している、「CreateJS」の公式サイトがオープンしました。 http://www.createjs.com/ CreateJSはHTML5を介してリッチなインタラクティブコンテンツの制作をサポートする、JavaScriptライブラリとツールのスイートです。CreateJS SuiteにはEaselJS、TweenJS、SoundJS、PreloadJS、とZoeのツールがあります。 私のブログでもEaselJS、TweenJSを使ったインタラクティブコンテンツのデモを幾つか制作して紹介してきましたが、Flashで培われた技術がそのまま利用できる点で非常に使い勝手のいいツール群だと思っています。 EaselJSとTweenJSでテキストエフェクト EaselJSを使った流体パーティクル入門 今回は公式サイトで明らかになっ
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