ロックオペラというか幻想的ミュージカルというか。形容しがたいパフォーマンスで、熱狂的な人気を誇る音楽ユニット、Sound Hrizon(サウンドホライズン)のライブをNHKホール(7日)で見た。 「第一次領土復興遠征」と銘打たれたこのツアー。ライブ前にファンが首からパスポートを提げ、スタンプを押す行列が会場で見られた。 舞台は、芝居調のロック組曲仕立てで進行。唯一のメンバーである男性Revoが“陛下”で、ファンは“国民”。Revo自身もときどき歌うのだが、サポートするメンバーが分厚く、パフォーマンスのレベルが高い。バンドは80年代のプログレやハードロックをほうふつ。ツインギター(含むフライングV)に思わず萌えた。 ドレスや修道女姿の5人の歌姫は声優風。バレエダンスを見せる場面もある。舞台正面の大画面には曲に合わせて、客席にセリフや拳を振り上げる指示が出る。全員で劇場型のゲームを進めて