英国人女性死体遺棄事件で、逮捕された市橋達也容疑者(30)が24日、逮捕後始めて食事を取ったことが千葉県警行徳署捜査本部への取材で分かった。しかし、捜査本部は今後も市橋容疑者の健康面に配慮が必要と判断し、市橋容疑者を同日、同署から千葉刑務所(千葉市若葉区)にある拘置施設に移送。医師が常駐する拘置施設で引き続き取り調べを行う方針。 捜査本部によると、市橋容疑者は同日朝は食事を取らなかったものの、昼に出された和風の弁当には手を付け、すべて食べきったという。同日午前に裁判所が市橋容疑者を拘置施設に移送する許可を出しており、同署幹部は「医師や弁護士からも(食事を取れと)アドバイスを受けていたようだし、何か心理的に変化があったのかもしれない」と話している。 市橋容疑者は逮捕された10日午後から24日朝までの約2週間、食事に一切手を付けず、水分を補給する程度だった。 市橋容疑者は同日昼過ぎに同署を出発