ソニーは,家庭内ネットワーク用のミドルウエア規格「DLNA(digital living network alliance)」の次世代仕様version 1.5を先取りしたデモを見せた。ネットワーク上にあるDVDレコーダやパソコンに格納した動画を,携帯型ゲーム機「PSP」や液晶テレビで選択・再生するだけでなく,異なる機器の間でボタン操作一つで視聴中の動画を「受け渡す」機能を実現した。同社はこのやりとりを,スロー&キャッチと呼んでいる。会場では,PSPで見ていた映像を液晶テレビに飛ばし(スロー)た後,液晶テレビから再び受け取る(キャッチ)ことで,映画を見続けるデモをした。 ソニーによれば,「スロー&キャッチ」を実現するために,DNLA version1.5で追加される仕様を用いたという。具体的には,新たなデバイス・クラスとして規定されるレンダラ(DMR:Digital Media Rende
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