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2021年8月7日のブックマーク (2件)

  • 日本の臨床心理学における査読論文の価値

    anond:20181009215657 心理学について書こうと思ったら、お一人書いてくださった方がいたので、そこで「特殊」とされていた臨床心理学について書きます。 臨床心理学系の大学院で博士号を取って、現在大学で臨床と研究をしています。 論文事情を書こうと思ったら、背景にある臨床心理学の事情になりました…。そして「日の」と書いたのは、日の固有の事情もあるためです。 はじめに臨床心理学における研究は、おおよそ以下の3つに分けられます。 1:ブコメであったような、症例報告から始まってランダム化対照試験まで行くという医学・疫学的な研究 2:事例研究やそれを踏まえた臨床論的研究 3:その他の調査研究(ちょっと大雑把ですがゆるしてください、そして私のメインはここです) 少々雑な括りで、中間に位置する方や例外もままいることを踏まえ、あくまでも概要を述べているということを踏まえたうえでお付き合いく

    日本の臨床心理学における査読論文の価値
    runa_way
    runa_way 2021/08/07
  • (日本)社会学における査読論文の価値と研究者評価の大勢

    備忘録程度に 社会学における査読論文の位置一般に、日社会学において査読論文は重視されます。特に、若手にとって査読論文を出すことは研究業績を重ねる上で、非常に重要であると考えられています。 ただ、以下の三点が一般的な「アカデミア」のイメージとずれているため、わかりにくいところかなと思います。 雑誌の格が厳格に決まっているわけではない日社会学においては雑誌の格が明確に決まっておらず、これがIFやh-indexで論文の格がある程度自動的に決定される理系(+経済学)と違うところです。 たとえば、おそらく日社会学で一番格が高い雑誌は日社会学会が発行する『社会学評論』でしょうが、これに掲載が決まったからと言って、マーケットにおいてダントツに評価が高くなるということは無いですし、掲載率も25%程度とそこそこ高いです。 一方、関東社会学会が発行する『年報社会学論集』や関西社会学会が発行する『フォー

    (日本)社会学における査読論文の価値と研究者評価の大勢
    runa_way
    runa_way 2021/08/07
    社会学の評価は、持論を大々的に発表してからそれを他人に評されることで決まる、ということは、社会学者の発言だからって信用性はないということに近そう。発言後、五年十年経っても皆納得してたら信用していい。