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  • 外郎売のセリフ【音声付き】:声優演技研究所

    拙者(せっしゃ)親方(おやかた)と申すは、御立合(おたちあい)の中(うち)に御存知(ごぞんじ)のお方(かた)もござりましょうが、 お江戸を立(た)って二十里(にじゅうり)上方(かみがた)、相州(そうしゅう)小田原(おだわら)、一色町(いっしきまち)をお過ぎなされて、青物町(あおものちょう)を登(のぼ)りへお出(い)でなさるれば、 欄干橋(らんかんばし)虎屋藤右衛門(とらやとうえもん)、只今(ただいま)は剃髪(ていはつ)いたして円斎(えんさい)と名のりまする。元朝(がんちょう)より大晦日(おおつごもり)まで、お手に入れまする此(こ)の薬は、 昔、ちんの国の唐人(とうじん)、外郎(ういろう)という人、わが朝(ちょう)へ来(き)たり、帝(みかど)へ参内(さんだい)の折(おり)から、この薬を深く籠(こ)め置(お)き、 用(もち)ゆる時は一粒(いちりゅう)づつ、冠(かんむり)のすき間(ま)より取出

    runa_way
    runa_way 2007/02/12
    これも外郎売の文章+音声
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