<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。 この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。 北朝鮮の金正恩政権は、朝鮮戦争の休戦協定を白紙化した。それによって、南北朝鮮は国際法上は戦時状況に戻った。北朝鮮は、対米核先制攻撃を唱え、日本の米軍基地と東京・大阪等の主要都市へのミサイル攻撃も辞さぬなどと、国際社会に向けた論調はエスカレートしている。 果たして、金正恩は、スカッド、ムスダン、ノドンの発射を実行するつもりなのか。本気で戦争を仕掛けるつもりなのか。それとも権力基盤の強化、国内の引き締め、アメリカと交渉の駆け引き等を目的としたものなのか。その本意は、非常に読み取りにくく、日米中韓の各国政府は対応に難儀しているところである。軍事専門家、外交研究者、北朝鮮の専門家等の見方もさまざまであり、現時点で確実な予測は立てにくい。 ところで、平成6年(1994)ビル・クリントン米