ブックマーク / monochro.exblog.jp (2)

  • モノクロ珈琲 : 価値観ギャップ

    珈琲とモノクロ写真会社に入ると、僕からみると硬直した価値観に染まっているように見える人に遭遇して驚く。もっとも、向こうから見ればこっちがそう見えるに違いないが、偽装するのは得意(なつもり)なので、気取られていないことを願う。それにしても「無趣味」であることを自慢げに語る人は怖い。マッキンタイアを読んでいても感じたことだけど、あるひとつの価値観に埋没して生きるのが幸福の条件かもしれない。つまり、懐疑精神の欠如こそが幸福の条件のひとつをなしているのだ。念のために表明しておけば、こうした考え方もあるひとつの硬直した価値観の一種かもしれない。 僕の観察としては、人間の欲望の基底は「他者からの敬意の視線によって、自己の存在を確認すること」にあるようである。大金を稼いで豪邸を建てるのも、優れた研究業績を上げるのも、ある宗教に帰依して困窮している人々を援助するのも、これがために他ならないように思える。

    runout10m
    runout10m 2010/09/28
  • モノクロ珈琲 : 王偏、とリアルな哲学

    珈琲とモノクロ写真東京は日中は晴れ。夜は雨。相変わらず暖かい。朝は、昨日の豚汁の残りと、ミスマッチな気もしなくはないが、マンデリン。久々にマトモな珈琲を飲んでハイになる。例によって偏見なのだが、珈琲を飲みつけている時に、紅茶を飲むと、「なかなか悪くないな」という感想を抱くのだが、紅茶を飲みつけているときに、珈琲を飲むと「これは別格の飲み物だな」という気分に襲われる。伊達に王偏ではない。 会社ではいつものごとく、朝は快調で、午後は果てしなく眠くなる。いつもの時間に退社して、夕は豚汁の最終回。 ウィトゲンシュタインやヒュームの一般受けがあまりよろしくないように見えるのは、おそらくそれがあまりに「リアル」だからではないだろうか。自然科学は自然の斉一性の上に成り立つオハナシだし、数学は、規則は規則だけで自存できるという信仰の上に成り立つオハナシである。実際のところ、数学者は自然科学なんてオ

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    runout10m 2009/11/11
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