大手乳業メーカー「森永乳業」は、ヨーグルトの一部の商品で大腸菌群が混入した可能性があるとして1800個余りを自主回収すると発表しました。 このうち回収の対象となるのは賞味期限が来月4日のもので、関東地方、福島県、山梨県、静岡県の1都9県で販売された1865個です。 会社によりますと、この商品を製造したグループ会社の工場で出荷前の検査に不備が見つかったため商品を再検査したところ、下痢や発熱のおそれがある大腸菌群が混入した可能性があることがわかりましたが、再検査の結果が出る前に一部を誤って出荷していたということです。 現時点で健康被害などの報告は入っていないとしています。 森永乳業は「お客様にご迷惑をおかけしておわび申し上げます。再発防止に努めます」と話しています。 商品の回収方法などの問い合わせは「お客様相談室」0120-369-334で受け付けるということです。