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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (52)

  • 「よいノート」が育む、伸びる予感:日経ビジネスオンライン

    いいノートや手帳を手に入れるたび、今までとは違う自分に成長できる、新しいことに取り組める、そんなファンタジーを抱くクセがある(たかがノートで大げさだよ、という声もおありでしょうが……)。 最たる例が、聖書と同じサイズのシステム手帳ファイロファックスを手にいれたとき。あれはまだ1980年代で、ニューヨークへ出張した先輩に頼み込んで買ってきてもらった。 「がんばって使いこなしてね」と渡され、「これで私もキャリアウーマン予備軍!?」なんていう思いがちらついた。うゎ~、何たるミーハーぶり。思い出すのも恥ずかしい。そんなバブルな女心とは関係なく、頑強なファイロファックスは今も健在、アドレス帳として机の中に生息している。 4、5年前にはイタリア製のモールスキン・ノートと出会った。堅牢な造りで使い込むほど味がでそうな表情に惹かれ、敬愛するへミングウェイが常に携帯していたというキャッチフレーズにやられた。

    「よいノート」が育む、伸びる予感:日経ビジネスオンライン
  • 視線を優しく惹きつける名刺:日経ビジネスオンライン

    ――「作ってくれてありがとう」といわれる製品を目指しているつもりが、日々の業務では効率化に引きずられている。でも「作ってくれてありがとう」といわれる製品づくりへの熱意を忘れないよう、このコラムを読み続けたい――先回、ある技術者の方からこんなコメントをいただき、“こちらこそ、ありがとう”の気持ちでいっぱいになった。工場で製造されるマスプロダクツも、工房で生まれるハンドメイドも、「世の中の役に立つ商品を世に送り出したい」という純粋な想いで創られている。大切なことを教えていただいた。 買い物をする前にたっぷり時間をかけて商品を検討する時間も楽しいが、目的もなくふらふらと店を見てまわって気になるモノを発見するのもいいものだ。わたしの場合、後者が大事。小銭で買える些細なモノ発見のおかげで、世の中の新たな動きに気づくことがけっこうある(そういって衝動買いを正当化させているのかもしれないけれど…)。 今

    視線を優しく惹きつける名刺:日経ビジネスオンライン
  • 伝説の4コマ漫画が映画になるまで~「自虐の詩」プロデューサー・植田博樹氏【前編】:日経ビジネスオンライン

    パンチパーマ頭のイサオ(阿部寛)が、「でぇーーーい」とちゃぶ台をひっくり返す。もう慣れっこなのか、の幸江(中谷美紀)はあわてるわけでもない。映画『自虐の詩』には、原作のヘソともいえる「ちゃぶ台返し」が、スローカットで映し出される。 「ずっと僕は、意味もなくちゃぶ台をひっくり返す人がいるんだろうぐらいに思っていたんですが、イサオというのは言葉で自分の思いをなかなか説明することができない。だから、子供がダダをこねるようにひっくり返すんだなあと。阿部さんが寡黙な男を演じているのを見て、僕が撮影の現場で気づいたことですよね。 もちろん、あの行為そのものはギャグなんですけどね。一度ただ黙って、ちゃぶ台をひっくり返して部屋を出ていくシーンがあるんです。怒っているのは相手に対してではない。自分の不甲斐なさに対してなんだと、阿部さんが肩のあたりで表現していたんですよ」 それは役者とキャラクターとの一体感

    伝説の4コマ漫画が映画になるまで~「自虐の詩」プロデューサー・植田博樹氏【前編】:日経ビジネスオンライン
  • あの病みつき商品の王者の神秘性 (川口盛之助の「ニッポン的ものづくりの起源」):NBonline(日経ビジネス オンライン) 川上産業の「プチプチ」に見る芸術的技術(1)

    川口 盛之助 盛之助 代表取締役社長 戦略コンサルティングファームのアーサー・D・リトル・ジャパンにてアソシエート・ディレクターを務めたのちに株式会社盛之助を設立。研究開発戦略や商品開発戦略などのコンサルティングを行う。 この著者の記事を見る

    あの病みつき商品の王者の神秘性 (川口盛之助の「ニッポン的ものづくりの起源」):NBonline(日経ビジネス オンライン) 川上産業の「プチプチ」に見る芸術的技術(1)
  • ``金麦妻''は実在するか? 「サントリー金麦のCM」の研究 (Web2.0(笑)の広告学):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    今週は先週の「広告デート論」の第2弾をやります、と予告していたのですが、ちょっとそれは来週にまわして、巷で話題のサントリー金麦のテレビCMを論じてみたいと思います(リンクはこちら)。 金麦のCMをオンエアで初めて見た瞬間「ぜったいこのCMは話題になる」と確信しました。また、単なる偶然やなりゆきではない「プロによる徹底的に計算しつくされた仕事」だとも思いました。金麦のホームページへ行って、女優の檀れいさんのことも知りました。 果たして、檀れいさんはこのCMで認知度&好感度ともにアップし、CM自体も話題です。金麦のCMのどこが「徹底的に計算しつくされたプロの仕事」なのか。今回は分析してみたいと思います。 都市伝説としての「“金麦と待っている”」 今回のコラムでは、金麦のCMに登場するを短縮して「金麦」と呼ぶことにします。 この金麦は、実際には2007年の日には存在しえない、幻想である

    ``金麦妻''は実在するか? 「サントリー金麦のCM」の研究 (Web2.0(笑)の広告学):NBonline(日経ビジネス オンライン)
  • ずっと、ひとり~『恐くないシングルの老後』 吉廣紀代子著(評:澁川祐子):日経ビジネスオンライン

    3時間30分 私事で恐縮だが、私は俗にいうバツイチシングルだ。離婚して一人になったとき、ふと頭をよぎったのは、「一生一人かもしれない」という思いだった。ならば、自分のい扶持は自分で稼がねばならない、と覚悟した。 男性とは異なり、女性は結婚や出産を機に仕事を辞める人も多く、必ずしも働くこととべていくことは同義ではない。だから、女性は「働く、働かない」という2つの選択肢の間で揺れ動く。私の場合、シングルであることを自覚し「働く」と腹を括った瞬間、そうした迷いから解放されて楽になった。 だが、甘かった。この『恐くないシングルの老後』を読み始めて、そう思った。年を重ね、老いを実感しながら一人で生きていくということ。そこには、「働き続けること」とはまた別の壁が待ち受けていたのだ。 ベストセラー『非婚世代』の続編 書は、50歳から78歳までの女性30人のインタビューをもとに、中高年シングル女性の

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  • 屋久島で虫捕り:日経ビジネスオンライン

    ラオスの虫がまだ片付かないというのに、もう屋久島に来ている。一月前には、ラオスに向かって出発した。このペースだと、虫捕りの合間に人間の生活をすることになるが、それが正しい生活というものであろう。人間生活のスキを見て虫捕りをするようなことでは、大成しがたいのである。早稲田大学教授、池田清彦のモットー、「人生は短い、虫捕りをしないで働くような暇はない」。 羽田から鹿児島経由で屋久島についたのが三時過ぎ、屋久島環境文化センターに入ったのが四時前、センターの十周年記念講演を六時からすることになっている。 でもなんと、鹿児島は雨だったのに、屋久島では雨が降っていない!!。ひと月に三十五日、雨が降るという島である。林芙美子だってそう書いている(念のためだが、林真理子ではない!)。こんな日はもうないかもしれない。この前来たときも、ちゃんと雨だった。島に三日いたけど、やっぱり雨だった。昨年、屋久島に来よう

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  • GW、ちょっと足を延ばしてみませんか:日経ビジネスオンライン

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  • 保険に入るより貯蓄しましょう:日経ビジネスオンライン

    「家計」と聞いて「明るい」「楽しい」「バラ色」といったイメージを描く方は少ないのではないでしょうか。どちらかと言えば、「つい使いすぎて毎月赤字で…」とか「お金のことは苦手」といった後ろめたさを伴うマイナスイメージの言葉ととらえる方が多いようです。 でも、自分が欲しいと思っていたものを買う時や、やりたいことのためにお金を使う時はとっても楽しいですよね。そう!お金は貯めるためにあるのではなく、使うためにこそあるのです。 使いたい時にお金が使えるように、お金の必要な時にお金の心配をしなくていいように、節約やヤリクリではない「戦略的な家計運営術」を身につけ、大事な自分自身の人生を賢くプロデュースしましょう。 論に入る前に、新聞などの広告やテレビCMでおなじみの民間医療保険に関する「誤解」についてシリーズでお届けします。 長期間払い込んでも支払い対象外で泣き寝入り 保険に加入している方はたくさんい

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  • 第18回 スピリチュアル男子 ~なんとなく信じてる、前世の絆と可能性:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 毎朝、ワイドショーの占いを思わず見てしまう方、そしてなんとなく気にしてしまうという方は、意外と多いのではないでしょうか。 オカルト好きから、スピリチュアル好きへ かつて、「占い」は、恋愛と絡めて、女子が支えた文化でした。 女子が占いにはまる一方で、男子がはまるのはオカルトでした。UFO、幽霊、雪男、ノストラダムスの大予言などに、はまっていたものです。 もちろん今でもオカルト好きの人たちは多くいますが、今や人気の中心はオカルトから「スピリチュアル」に移行しています。 このジャンルで一番人気があるのは、江原啓之と美輪明宏の「オーラの泉」でしょう。そしてこの番組は男子にも、とても人気があります。 このように、前世や霊をテーマにしたものに、はまる男子

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  • ディズニーランドにキティちゃんが入ろうとしたらどうする? 俺は止めるね (ほぼ日経ビジネスオンラインSpecial):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    糸井 どうぞいいですよ、回してください。(ビデオカメラに向かって)こう向けばいいかな(とほおづえをつく) 変? かわいい? NBO それは変です(笑)。日経ビジネスもWebではテキストだけではなく、Podcast、動画配信をしています。正直、まだまだ試行錯誤でやっているんですけど、糸井さんはWeb上での動画配信の手応え、可能性についてどうお考えですか。 映像も疑われたら「おしまい」 糸井 何の問題もないです。とにかく、やっちゃったら、何の問題もない。それが1つ。あと、これ(動画)を(コンテンツの主軸として)頼れるほどお客さんがまだ見てくれないんですよ。 「ほぼ日」で動画を見にお客さんが来るかなぁと思って掲載をしても、「うーん、面倒くさいから見てません」とか、「早く文字にしてください」と言ってきます。だから、今は、コンテンツをかいつまんだ形で動画でやっています。 あと、悔しいのは、いくら動画

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  • ノーベル平和賞・ユヌス氏: 渋谷の居酒屋で見せた素顔:日経ビジネスオンライン

    バングラデシュのグラミン銀行とその創立者ムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を受賞した。筆者はこれまで東京でユヌス氏に2回インタビューを行い、日や米国で彼の活動を支援する人々に話を聞いてきた。ここで、この銀行の事業内容や人物像を紹介したい。 貧しい人は99%返済する グラミン銀行の"グラミン"とはベンガル語で"農民"という意味。1983年にバングラデシュで設立された貧困層向けの銀行である。この銀行は「マイクロクレジット」と呼ばれる少額無担保融資の制度が特徴で、土地などの財産を持たない人々に"知人からの信頼"を担保にお金を貸す。融資するだけでなく、借り手に起業教育を施すなど、経済的自立を支援することを目的としている。 借り手は5人1組でグループを作り、竹細工、牧畜など、それぞれが手がける仕事について計画を立てて仲間同士でチェックし合う。お互いの性格をよく知っているので、有効なアドバイスがで

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