rurounotabibito19のブックマーク (3)

  • 白球の“リアル”【第25話】「あせるなバッテリー!」の巻 ~ ちばあきお原作『プレイボール』もう一つの続編 ~ - スタンドの記憶

    【目次】 ・前回<第24話「バックネット裏の“刺客”」の巻>へのリンクは、こちら。 第25話「あせるなバッテリー!」の巻 次回<第26話「」の巻>へのリンクは、こちらです。 過去話(第1話~第23話へのリンクは、こちらです。) stand16.hatenablog.com ・前回<第24話「バックネット裏の“刺客”」の巻>へのリンクは、こちら。 stand16.hatenablog.com 第25話「あせるなバッテリー!」の巻 ガッ。鈍い音を残し、打球はバックネット近くまで転がる。傍から見れば何てことのない、たった一球のファールボール。 イガラシは、思わず目を見張った。 「あのボールに、初見で当てやがった……」 一回表。右バッターボックスに入った箕輪の先頭打者は、華奢な体躯の選手だった。相手ベンチの声援から、上林という名前が聞き取れる。 対峙すると、思いのほか上背はあるものの、やはり体の線

    白球の“リアル”【第25話】「あせるなバッテリー!」の巻 ~ ちばあきお原作『プレイボール』もう一つの続編 ~ - スタンドの記憶
    rurounotabibito19
    rurounotabibito19 2019/06/15
    こんばんは。25話まで来ているのですね。じっくり読んでみます。
  • <野球小説>白球の“リアル”【第19話】「負けじゃない」の巻 ~ ちばあきお原作『プレイボール』もう一つの続編 ~ - 南風の記憶

    ※前回<第18話「イガラシ対西将バッテリー」の巻>へのリンクは、こちらです。 stand16.hatenablog.com 第19話「負けじゃない」の巻 島田が、やや体勢を崩しながら、七球目に投じられたカーブを打ち返した。西将学園の左翼手は、半身の体勢になりながら、一歩、二歩と後退していく。 「おっ……あぁ」 墨谷ベンチから、束の間の歓声。しかしすぐにため息へと変わる。左翼手は斜めに走りながらも、まだ余裕を残し捕球した。ワンアウト、ランナーなし。 「くそぅ。あと、何メートルか横に飛んでいたらなぁ」 丸井が、悔しげに呻く。 「でも、当たりは悪くなかったです」 片瀬がいつになく、力の籠った声を発した。 「ピッチャーが竹田さんに代わって、初めてヒット性の打球ですよ」 「そ、そういやぁ」 鈴木の相槌を皮切りに、ベンチが再び沸き立つ。 「よぉしっ。いけるぞ」 「試合はここからだ。倉橋、一発かませ」

    <野球小説>白球の“リアル”【第19話】「負けじゃない」の巻 ~ ちばあきお原作『プレイボール』もう一つの続編 ~ - 南風の記憶
    rurounotabibito19
    rurounotabibito19 2019/05/03
    半田、かわいいですね。
  • <野球小説>白球の”リアル”【第18話】「イガラシ対西将バッテリー」の巻 ~ ちばあきお原作「プレイボール」もう一つの続編 ~ - 南風の記憶

    ※前回<第17話「諦めるな墨谷ナイン!」の巻>は、こちらのリンクです。 stand16.hatenablog.com 第18話「イガラシ対西将バッテリー」の巻 マウンド上から投じられたボールが、ホームベース手前でワンバウンドする。 「……くっ」 すでにツーストライクと追い込まれていた松川は、出し掛かったバットを必死に止めようとするも、僅に手首を返してしまう。 アンパイアはそれを見逃すことなく、右手を回す動作とともにコールした。 「スイング! ストライク、バッターアウト」 二、三度かぶりを振り、松川は苦悶の表情でベンチに引き上げてきた。途中、ネクストバッターズサークル手前で足を止め、久保とイガラシに「ちょっといいか」と、呆れたような顔で告げる。 「あのフォークボール、すごい落差だ。それに、速球とそうスピード、変わらないぞ」 松川と入れ替わるようにして、久保が無言で打席へと向かった。頼むぞ……

    <野球小説>白球の”リアル”【第18話】「イガラシ対西将バッテリー」の巻 ~ ちばあきお原作「プレイボール」もう一つの続編 ~ - 南風の記憶
    rurounotabibito19
    rurounotabibito19 2019/05/02
    「プレイボール」懐かしいですね! 私も読んでいました。
  • <野球小説>白球の“リアル”【第17話】「諦めるな墨谷ナイン!」の巻 ~ ちばあきお原作『プレイボール』もう一つの続編 ~ - 南風の記憶

    前回<第16話「作戦変更!?」の巻>へのリンクは、こちらです。 stand16.hatenablog.com 第17話「諦めるな墨谷ナイン!」の巻 「ボール、フォア。テイクワンベース!」 アンパイアが、コールと同時に一塁ベースを指差す。 敬遠四球の高山は、駆け寄ってきた控え選手にバットを手渡すと、ふいに眼差しをイガラシへ向けた。目が合うと、なぜかにやっと笑う。 「いくら俺が怖いからって、招待野球で普通ここまでやるかよ。大人げねーな」 からかうように言うと、背後にいたアンパイアが高山を睨む。 「君ぃ。また余計なことを……おしゃべりはやめて、さっさと一塁へ行きなさい」 「はっすみませぇん。失礼しましたぁ」 高山は軽く一礼して、ようやく一塁へと向かった。そのスパイクの音に、ウグイス嬢のアナウンスが重なる。 ――五番ファースト宮辺君に代わりまして、月岩君。バッターは、月岩君。背番号、三。 「オイオ

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