2024年2月12日のブックマーク (7件)

  • 紅茶の違いのわかる婦人

    連続して正解する確率 このように、連続して正解する確率は回数を重ねるごとに少なくなっていきます。 50%や25%ならば、当てずっぽうで偶然正解することもあるでしょう。 しかし、5杯連続正解は3.125%、6杯連続正解は1.5625%です。これを偶然正解できることはなかなかありません。 では、どこまでが偶然なのでしょうか。 一般的に統計学の世界では、5%が有意水準と呼ばれる基準点になっています。 つまり、5%を切ることがあれば、それはもはや偶然の正解ではなく、ミルクティーの味の違いを判別できているとみなします。 今回の実験では5杯連続正解の確率が3.125% になるので、統計学上は5杯連続正解した時点で、それは偶然ではなく、味を判別できているということになります。 もちろん当に、たまたま3.125%の連続正解を引き当てた可能性も残っているので、少々強引な解釈に思えるかもしれません。 しかし

    紅茶の違いのわかる婦人
    rusubandaisuki
    rusubandaisuki 2024/02/12
    ミルクティーを作るときに紅茶にミルクを注ぐか、ミルクに紅茶を注ぐかによって味に違いがあることを統計学的に証明した実験「紅茶の違いのわかる婦人」を解説した記事です。
  • ドイツの戦車問題

    ドイツの戦車問題とは ドイツの戦車問題(German tank problem)とは、第二次世界大戦中に連合国が捕獲したドイツ軍の戦車の車体番号から、戦車の総数を統計学的手法を用いて推測した問題のこと。 第二次世界大戦中、相手国ドイツ軍の戦車に苦しめられていた連合国には、ドイツがどれくらいの数の戦車を保有しているのか情報がありませんでした。 そこでなんと、捕獲した何台かの戦車に割り振られた車体番号から、戦車の全体数を統計学的に見積もりました。 この問題は、統計学の古典的な課題の1つとして知られており、その解法は統計学の基的な原則を示しています。

    ドイツの戦車問題
    rusubandaisuki
    rusubandaisuki 2024/02/12
    戦車の車体番号から、戦車の総数を統計学的手法を用いて推測した問題「ドイツの戦車問題」を解説した記事です。
  • 誕生日のパラドクス

    誕生日のパラドクスとは 誕生日のパラドクス(Birthday paradox)とは、意外と少ない人数で、少なくとも2人の同じ誕生日が一致する確率が高いとする現象のこと。 23人の学校のクラスがあれば、約50%の確率で同じ誕生日の人がクラスメイトにいることになります。 そんなに高い確率で同じ誕生日の人がクラスに存在するものでしょうか? もっとたくさん人数がいるグループならば、50%ぐらいにはなりそうですが、たった23人のクラスでその確率になるというのはとても意外な感じがします。 これが「パラドクス(逆説)」と呼ばれるのは、私たちが想像するよりもずっと少ない人数でこのような一致が発生する可能性が高いためです。 逆に全員の誕生日が被らない確率を算出する 誕生日のパラドクスを理解するためには、まず「少なくとも2人が同じ誕生日である確率」をどうやって計算するかを知る必要があります。 実は、この確率を

    誕生日のパラドクス
    rusubandaisuki
    rusubandaisuki 2024/02/12
    意外に少ない人数で、少なくとも2人の同じ誕生日が一致する確率が高いとする現象「誕生日のパラドクス」を解説した記事です。
  • 藁人形論法

    人形論法とは 藁人形論法(Straw man fallacy)とは、相手の主張を正確に捉えずに歪めたり、単純化して攻撃する話術のこと。 この話術では、来の議論を避け、勝手に作り上げた「藁人形」を打倒することで、自分の立場が優れているかのように見せかけていることから名づけられました。 上記の例では、実際の主張(もっと野菜をべさせるべき)とは異なる、歪められた主張(肉を一切べさせないべき)を攻撃の対象にしています。 つまり、議論している相手ではなく、攻撃しやすい偽の対象を作り出して戦っているわけです。 単純な「話のすり替えテクニック」なんですが、意外と第三者には議論が優位であるように見せかけることができます。

    藁人形論法
    rusubandaisuki
    rusubandaisuki 2024/02/12
    相手の主張を正確に捉えずに歪めたり、単純化して攻撃する話術「藁人形論法」を解説した記事です。
  • トルネード図

    ダイエット計画で考えてみる 一般的にトルネード図は、プロジェクトやビジネスの意思決定過程において、さまざまな要因が最終結果に与える影響の大きさを視覚的に比較するためのツールです。 そのためビジネスで活用されることが多いものですが、今回は分かりやすく個人のダイエット計画で考えてみます。 よくダイエット専門家の方がおっしゃる言葉で「消費カロリーよりも摂取カロリーが少なければ、必ず痩せる」というものがあります。 消費カロリーを、基礎代謝と運動量に分けて、3つの要素になりました。 これらの3つの要素のブレ具合でダイエット結果にどのように影響を及ぼすかトルネード図で見ていきましょう。 摂取カロリーは2000kcalを想定していました。 ここでは±20%のブレ具合を考えてみます。 摂取カロリー20%増の場合 2400kcal - (基礎代謝+運動量) = +670kcal 摂取カロリー20%減の場合

    トルネード図
    rusubandaisuki
    rusubandaisuki 2024/02/12
    各項目ごとに影響度を比較表示する視覚的分析ツール「トルネード図」を解説した記事です。
  • 青い鳥症候群

    社会的影響 SNSなどで他人の幸せが強調されることにより、自分たちの生活をそれと比較してしまいがちです。他人のハイライトを見ることで、自分の日常が平凡に感じられ、幸福を他所に求めるようになります。 不満足のループ 一度に多くの選択肢がある現代社会では、常に「もっと良いものがあるかもしれない」という考えにとらわれやすくなります。これは選択のパラドックスとも呼ばれ、多くの選択肢があるほど満足度が下がる現象です。 青い鳥症候群から抜け出す方法 青い鳥症候群から抜け出すには、自己理解と自己受容を深めるプロセスを経ることが重要です。 このプロセスは一夜にして達成されるものではありません。日々の小さな実践と意識的な努力を積み重ねることで、徐々に変化が見えてきます。 まず、自分自身との対話を始めることが大切です。 自分が何を当に価値あるものと考え、何に幸福を感じるのかを理解するために、内省の時間を持ち

    青い鳥症候群
    rusubandaisuki
    rusubandaisuki 2024/02/12
    自分の現在の状況や持っているものではなく、常に他の場所や他人に幸福や満足を求めてしまう心理状態「青い鳥症候群」を解説した記事です。
  • サットンの法則

    医療でのサットンの法則の適用 医師が患者を診る際には、無数の診断が考えられます。 サットンの法則に従えば、最も一般的で、患者の症状に合致する可能性の高い診断から検討を始めるべきです。 このアプローチは、診断プロセスを効率化し、患者に迅速な治療を提供するための重要な戦略となります。 例えば、胸痛を訴える患者がいた場合、サットンの法則に従って、まず心筋梗塞や肺塞栓症など、命に関わる状態を除外するための検査を優先します。 これにより、時間を無駄にすることなく、最も重要な治療を速やかに行うことができます。 サットンの法則のメリット 1.効率性 最も可能性が高い診断からアプローチすることで、診断プロセスがスムーズになります。 2.コスト削減 不必要な検査を避け、治療への早道を見つけることができます。 3.患者満足度の向上 迅速な診断と治療は、患者の満足度を高めます。 サットンの法則:医療以外での活用

    サットンの法則
    rusubandaisuki
    rusubandaisuki 2024/02/12
    効率的に目的を達成するために、最も可能性が高い解を最初に追求することを示した教訓「サットンの法則」を解説した記事です。