連続して正解する確率 このように、連続して正解する確率は回数を重ねるごとに少なくなっていきます。 50%や25%ならば、当てずっぽうで偶然正解することもあるでしょう。 しかし、5杯連続正解は3.125%、6杯連続正解は1.5625%です。これを偶然正解できることはなかなかありません。 では、どこまでが偶然なのでしょうか。 一般的に統計学の世界では、5%が有意水準と呼ばれる基準点になっています。 つまり、5%を切ることがあれば、それはもはや偶然の正解ではなく、ミルクティーの味の違いを判別できているとみなします。 今回の実験では5杯連続正解の確率が3.125% になるので、統計学上は5杯連続正解した時点で、それは偶然ではなく、味を判別できているということになります。 もちろん本当に、たまたま3.125%の連続正解を引き当てた可能性も残っているので、少々強引な解釈に思えるかもしれません。 しかし