市場調査会社IHS iSuppliによると、Amazon.comの「Kindle Fire」の製造原価は1台あたり201.70ドルで、小売価格の199ドルよりわずかに高いものの、iSuppliが当初見積もっていたおよそ210ドルより低くなる結果となったという。 Amazonは低価格でタブレットを販売し、そのタブレットでの商品やサービスの販売を通じて損失を補うという戦略を取っている。 iSuppliによれば、Amazonが使用している無線LANモジュールは、あまり知られていないサプライヤーであるJorjin Technologiesのもので、よく知られているベンダーのものを使った場合に比べて価格が約1ドル低いという。また、AmazonはDRAMについて、当初iSuppliが予想していた容量の半分である4Gバイトとしており、これによってもコストが数ドル低くなったという。 Kindle Fire
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