「小川一水」名義で書かれた最初の作品 1998年刊行作品。1996年に第6回ジャンプ小説大賞で大賞を受賞した、河出智紀名義の『まずは一報ポプラパレスより』に続く二作目の作品である。 本作から筆名が小川一水(おがわいっすい)に変わっている。つまり小川一水名義で刊行されたのは本作が最初の作品ということになる。 『強救戦艦メデューシン』や『ハイウィング・ストロール』など、小川一水の初期作品は、その多くがソノラマ文庫から世に出ているが、本作はその最初の一冊でもある。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★(最大★5つ) ドタバタアクション系の作品がお好きな方。デビュー当時の小川一水作品を読んでみたい方。90年代のソノラマ文庫作品を読んでみたい方、少し昔の名古屋の姿を懐かしく振り返りたい方におススメ! あらすじ 宇宙人、広域指定窃盗犯九〇一号であるガーネットは、未開の惑星地球での生活を