今後10年間で地球温暖化が一時的にストップする可能性があるというという学説が発表された。発表したのは、The Leibniz Institute of Marine SciencesのMojib Latif教授らのグループで、論文は5月1日発売のNature誌に掲載されている(論文の要旨、プレスリリース)。日本語での詳しい情報は地球は一時冷却化へ? 独研究報告に掲載されているが、今後10年間で発生すると予測される海流の変化によって、太平洋の気温上昇が一段落するとのこと。ただし、これによって恒久的に地球温暖化がストップするわけではなく、長期的に見れば海流の変化によって温暖化がより進む可能性もあるということだ。