INSEAD教授のハーミニア・イバーラとモルテン T. ハンセンは、世界各地のCEOの業績を独自の手法で分析し、ランキングを発表している。本記事では2010年の調査をもとに、CEOの業績とMBAの相関性を検証している。結果をどう解釈するかは読者にゆだねられるが、MBA教育の意義と妥当性は今後も議論の的になり続けるだろう。 MBAを持つCEOは、持たないCEOよりもリーダーとして本当に優れているのだろうか。答えは、CEOの年齢次第といえそうだ。 2009年、金融危機に対するMBAの責任について、激しい議論が繰り広げられた。これに刺激を受けた筆者らは、MBAの肩書がCEOの総合的なパフォーマンスに影響を及ぼすか否かを分析することにした。CEOの就任以降のパフォーマンスについて2009年に大規模な調査を行ったところ(詳細は本誌2010年5月号「世界のCEOベスト50」を参照。また2013年3月号
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