#PanamaPapers (パナマ文書) は、全部で2.6テラバイト分の文書で、関係するペーパーカンパニーは何十万のオーダー、出てくる人は何百人単位で過去何十年分ものものである……と、規模が大きすぎて想像することもできないのだが、内部告発者から託されたその文書の山は、全世界で400人のジャーナリストが1年にわたって調査をおこない、その結果が世界で一斉に公表されたのが、日本時間で昨日、4月4日だった。 そんな大量の文書が表に出てきたということだけでも単に「量」としてニュースになりそうなものだが、もちろん「リーク文書」についてそんなことで単独ニュースにするわけにはいかず、初日はどかんと「世界各国の政治トップや国家元首が、租税回避地(タックス・ヘイヴン: tax haven)で蓄財に励んでいた」ということがトップニュースとして扱われた。ICIJのサイトに、それらの人々を似顔絵で一覧にしたページ