若者のバイク離れは間違い!? ヤマハ発動機が十九日発表した二輪車に関する若者を対象にした意識調査によると、五割強がバイクに憧れを感じていることが分かった。転倒の恐怖や購入費用が乗らない主な理由で、これらの解消がバイク復活の鍵となりそうだ。 バイクに憧れを感じると答えた人は55・4%。このうち二輪車免許を持つ人は87・1%、免許がない人も52・6%に上った。憧れを感じているけれど免許を持たない人に理由を尋ねると、「転倒が怖い」が82・4%と最多で、「購入費や維持費が高い」が76・9%、「運転が難しそう」が74・3%と続いた。憧れがなく免許も持たない人でも、これらが解消されれば四割が「乗ることを検討する」「乗る気持ちが高まる」と回答した。 調査を監修した流通コンサルタントの坂口孝則氏は「若者がバイク離れしているとは言い切れない」と指摘。「現状維持的な思考で憧れよりもリスクを重視するため、安定感