7月9日の午後9時、平日の夜という珍しい時間にキヤノンがミラーレス一眼の主力モデル「EOS R5」とその兄弟機となる「EOS R6」をオンラインで発表した。2月に開発発表し、数カ月にわたってスペックを少しずつ開示して期待をあおってきた製品だ。 両機種は既発売の「EOS R」「EOS RP」の上位に当たるモデルで、一眼レフでいう「EOS 5D」シリーズに相当するハイエンドモデル。いよいよ主力モデルのミラーレス版が登場したのである。 前モデルのEOS RとRPはEOSの特徴でもあった背面の電子ダイヤルがないなど、一眼レフのEOSとはいささか操作感が異なり、併用や買い換えに向かない点もあったが、今回の2機種は一眼レフの「EOS 5D Mark IV」と真っ向からぶつかるような製品となった。 EOS 5D mark IVと同様、背面のサブ電子ダイヤルを持ち、十字キーはなく、スティック型のマルチコン
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