この衝撃のニュースは、12月5日に行なわれたTOYOTA GAZOO Racingの2022年体制発表の中で明らかにされた。中嶋は既にWEC(世界耐久選手権)のドライバーを勇退することを表明していたが、スーパーGT、スーパーフォーミュラといった国内カテゴリーに関しても、後進にシートを譲ることとなった。 中嶋は日本人F1ドライバーのパイオニアである中嶋悟氏を父に持ち、父が当時校長を務めていた鈴鹿サーキットレーシングスクールではなく、フォーミュラトヨタレーシングスクールを受講。以降トヨタの育成ドライバーとして渡欧し、2007年最終戦からF1デビューを果たした。 2009年までウイリアムズでF1を戦った後は、フォーミュラニッポン(現スーパーフォーミュラ)、スーパーGTといった国内カテゴリーに復帰。トップフォーミュラでは2度王者に輝いた。またそれと並行して、トヨタのドライバーとしてWECにも参戦し
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