中国の通信機器メーカーである華為技術(ファーウェイ)の日本法人が大卒初任給として40万円以上を提示するなど、外国企業の給料の高さが話題となっています。かつて日本はもっともコストが高い国と思われていた時代がありましたが、今となってはもっとも安上がりな国となりつつあります。 「低所得層」とは、どのくらいの収入の人たちのことなのか ファーウェイの日本法人が就職情報誌において提示した新卒の初任給は、学部卒が約40万円、修士修了で約43万円でした。日本企業の大卒初任給は20万円程度、比較的給料が高い企業でも25万円程度ですから、ファーウェイが圧倒的に高給であることは明らかです。 これまでも、外資系の金融機関などが高い報酬を提示していることはよく知られていましたが、一部の特殊な業種にとどまると考えられていました。ハードウェアを製造するメーカーまでもが、圧倒的に高い給料を提示しているという現実に多くの人