HDDの平均価格が軒並み数千円も上がるという、かつて経験したことのない大変な暴騰に見舞われている。 特に酷いのはWesternDigitalの3.5インチHDDで、1TBの「WD10EARX」が平均4438円(91.7%)上昇したのをはじめ、500GBの「WD5000AAKX」が3341円(88.0%)、2TBの「WD20EARX」が4550円(68.2%)、3TBの「WD30EZRX」が5627円(56.0%)など、多くのモデルが平均50%を越える値上がりを記録している。 ほかのメーカーも、HGSTの3TB「OSO3229」が平均6315円(64.0%)、Seagateの1TB「ST31000524AS」が4238円(85.3%)など、各モデルで上昇している。この結果、3.5インチHDDの最安値は、値上がり前の前々週と比べて、3TBが8670円から1万3800円へ、2TBクラスが4980