どんな夫婦にも、やがて離別の日はやってくるもの。球界屈指の愛妻家だったこの人も、その現実に直面した一人だ。妻の一周忌を目の前に、いま何を思い、どう生きているのか。ありのままを語る。 何もできない男が独り 妻・沙知代が虚血性心不全で倒れ、85歳でこの世を去ってから、早いものでもうすぐ1年になる。 だだっ広い家で独り過ごしていると、ふとした瞬間に、あの日のことを思い出す。 忘れもしない昨年の12月8日、寒い日だった。 「大変です。奥様の様子が……」 昼過ぎにリビングでテレビを見ていたら、お手伝いさんが飛んできた。慌ててダイニングに行くと、食事中の彼女が、座ったまま頭をテーブルにつけている。 「どうした?」と聞いて背中をさすってやると、一言、「大丈夫よ」と言ったきり動かない。彼女はどんなときも前向きで弱音を一切吐かない人だったけれど、まさかあれが最期の言葉になるとは思わなかった。 慌てて119番
金融商品取引法違反容疑で逮捕された日産自動車の前代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が、2008年に私的な投資による損失約17億円を日産に付け替えた疑いがあることが27日、関係者への取材で分かった。証券取引等監視委員会も当時、取引に関わった銀行への検査で把握。前会長の行為は会社法違反(特別背任)などに当たる可能性があると銀行に指摘したもようだ。 ゴーン前会長が、日産が費用負担する業務用ビジネスジェットを私用で使っていた疑いも判明。前会長を巡っては、さまざまな疑惑が浮上しており、長期にわたる「私物化」はさらに波紋を広げそうだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く