ヤマハ発動機のフロント2輪、リア1輪の3輪大型スポーツバイク『NIKEN(ナイケン)』。同社の『トリシティ』にも採用しているLMW(Leaning Multi Wheel)という、車体をバイクのように傾かせて曲がる全く新しいステアリング機構を備えており、フロントの安定感が高く評価されている。また、ツアラー仕様『ナイケンGT』も登場した。 「新種」開発への苦悩と野望…PL「理に適っていないものは、格好悪い」2017年秋の東京モーターショーにて初披露され、18年中にヨーロッパを皮切りに日本でも発売が予定されているヤマハ『NIKEN(ナイケン)』。 車体をリーンさせて(傾けて)旋回するヤマハ独自のフロント2輪機構「LMW(リーニング・マルチ・ホイール)」は、2014年にシティコミューターとして『トリシティ125』で初採用されたが、『NIKEN(ナイケン)』では排気量845ccの直列3気筒エンジン