冬の雪道が規則的な凸凹道になる現象の記録あるいはそのメカニズムを解明した文献はあるか。 40年程前に読んだことがある。 当館所蔵の雪関係資料を調査いたしましたが、関連の文献は発見できませんでした。調査した主要な文献は以下のとおりです。(順不同) 『雪と氷』(高橋喜平著 朝日新聞社) 『雪と氷の造形』(高橋喜平著 朝日新聞社) 『日本の雪』(高橋喜平著 読売新聞社) 『雪花譜』(高橋喜平著 講談社) 『雪国ものがたり』(高橋喜平著 朝日新聞社) 『雪国の人びと』(高橋喜平著 創樹社) p20~24「雪路冬路」「…この新路は点々と足のあたるところだけ固まって、少しでも横にそれたりすると、深くもぐってしまうので、なかなか歩きにくく全然よそ見ができない。それは次々と川原の玉石の上を渡って歩くようなものかしさである。これを私の地方では「アゴツリミヂ」と呼んでいるが、その意味は踵を釣って歩く路というの