2019年3月5日のブックマーク (2件)

  • 酒と人類の闘いの歴史――なぜ人は「ほどほど」でやめられないのか(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

    人類、酔っぱらい過ぎである。 なにしろ有史以前から、いや、人間が木から下りて二足歩行を始めた時から、人類は酔っぱらっていた。最初は、熟して発酵した果物。次に、大麦と水を混ぜた原始ビール。そこから人類は糖分やビタミンBを摂取し、アルコールで殺菌された飲料を得ていた。つまり酒は栄養と安全を満たすための必需品であり、我々は酒を飲むために進化したのである。 そんな大胆な仮説から始まる書は、時代や場所によって変化する酔っぱらいの姿をひたすら追っている。女主人の経営する酒場でスパイスや子ブタと引き換えにビールを飲むシュメール人、神を讃えて暴飲と嘔吐と性交を繰り返す古代エジプト人、ギリシャ人は形式張った酒宴を開き、古代ローマ人は富と力を誇示しながらワインの薀蓄を傾ける。他方、古代中国では、聖書では、修道院では、イスラム社会では、ヴァイキングでは、ウェスタン・サルーンでは……と、読者はまるで古い世界の酒

    酒と人類の闘いの歴史――なぜ人は「ほどほど」でやめられないのか(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
  • 【要約・書評】『武器になる哲学』山口 周 - BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで

    『武器になる哲学』って? 先ほど「もう一度聞くけど、哲学って当に役に立つの?」と述べましたが、これは、まさしく私が抱いた疑問でした。 というのも、前回ご紹介した『哲学思考トレーニング』では、あくまで「批判的思考」に重きが置かれていたからです。 「批判的思考」以外にも役立つ要素は無いの? もし無ければ、別に哲学にこだわらなくても、「批判的思考」のを読めばいいのでは? これが、書を手に取った動機となった「仮説」でした。 そして、この「仮説」は見事に「誤り」であったことがわかりました。 「批判的思考」以外にも、学ぶべきことが多くあったのです。 以上の理由から、書を紹介したいと思います。 と、ここでいきなり書の種明かし。 恒例の「ペライチ」を先に示します。図1をご覧ください。 図1 -Why-なぜ書かれたのか? 書は次の文章から始まります。 哲学・思想の専門家ではない私がなぜビジネスパ

    【要約・書評】『武器になる哲学』山口 周 - BIZPERA(ビズペラ)-ビジネス書評はペライチで