TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉で、焦点となっている自動車分野の事務レベル協議では、関税をゼロにする際の基準を決める「原産地規則」を巡って、日本、アメリカと、対立するメキシコ、カナダとの間で数字を狭める交渉が一定程度進展しました。今月26日からアメリカで開かれる首席交渉官会合の場で詰めの協議を行うことにしています。 日本は過去の貿易交渉にならい、40%程度にできるだけ近い水準を主張し、アメリカからも理解を得ていますが、メキシコ、カナダはすでにアメリカとの間で結んでいる自由貿易協定で70%を上回る水準を設定していることから対立が続いていました。 交渉関係者によりますと、4か国はこの割合について、具体的な数字を狭める交渉が一定程度進展したということです。各国は今後、今月26日からアメリカのアトランタで開く首席交渉官会合で詰めの協議を行い、ほかの難航分野の交渉に弾みをつけたい考えです。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く