4日、カラカスで軍の行事の最中、音に反応し上方を見るマドゥロ大統領(中央)らのビデオ映像(ベネズエラ国営テレビ提供、ロイター=共同) 【リオデジャネイロ共同】南米ベネズエラからの報道によると、反米左翼マドゥロ大統領が4日、カラカスで開かれた国家警備隊の関連式典で演説中、プラスチック爆弾を積んだドローンが上空で爆発した。マドゥロ氏ら政権幹部にけがはなく無事という。同氏はテレビ演説で、複数の実行犯が拘束されたと明らかにし「私を暗殺しようと試みた」と述べた。 マドゥロ氏らによると、爆発は大統領の演壇付近と隊列の周辺で2回発生。通信情報相によると、国家警備隊の兵士7人がけがをして病院に搬送。マドゥロ氏は「目の前で爆発した」と話し「背後に極右とコロンビアの大統領がいるのは間違いない」と述べた。