22日の日経MJでは、日本出版販売(日販)が持つ560万人の購買データから分析した売れっ子作家の傾向を「日経エンタテインメント!」の特集から引用している。 日販のランキングによると、1位に東野圭吾氏、2位佐伯泰英氏、3位司馬遼太郎氏、4位村上春樹氏、5位鎌池和馬氏と並ぶ。注目は5位に入ったライトノベル(ラノベ)界の人気作家鎌池氏。「とある魔術の禁書目録(インデックス)」は、シリーズは累計1500万部を突破している。 鎌池氏のほかにも16位に西尾維新氏、17位に井上堅二氏とラノベ作家の活躍が目立った。ランキング100人中、現役ラノベ作家とラノベ出身作家は合わせて17人となる。 表紙や本編にアニメ調のイラストを配した「ラノベ」は、1990年前後からファンタジー小説がヒットし、SFや学園モノ、バトル、美少女との恋愛といった、10代男子好みの要素を投入して多様化してきた。ここ10年では「涼宮