ウェストハム(イングランド2部)のサム・アラーダイス監督は現地時間8日、1980年代に保守党に下で行なわれた教育政策が原因でイングランドサッカーが衰退したと語り、マーガレット・サッチャー元首相を批判した。ロイター通信が報じている。 アラーダイス監督は8日付けの英『サン』紙に対し、「サッチャーが放課後のスポーツ指導に関して、教師に手当を支給しない政策を施行してから、英国はすべてのスポーツにおいて競争力が低下してしまった。これにより、近年は肥満児が増え、選手の質も下がってしまっている」とコメント。「サッチャーはサッカーを殺したんだ。それは疑いようがない」とサッチャー元首相の政策を激しく非難した。 また、現在56歳の同監督は、自身の幼少時代はサッカー以外にも陸上、水泳、クリケットなども熱心に行なっていたとコメント。そうしたことがプロとしての成功に結び付いたと語った。近年の統計によれば、英国内