全体的には去年同様に衛星メディアとインターネット周りの盛況ぶりがあらためて認識できるグラフとなっている。一方、既存4大媒体(既存4大メディア)の中では「雑誌」の落ち込み具合が群を抜いている。これは去年と変わりなし。ただしテレビは4媒体中唯一プラスの値を見せている。率はわずか1.1%だが、プラスである事自体意味があるし、絶対額が大きいため、全体に与える影響が大きいのも事実。 プロモーションメディアではフリーペーパーと電話帳の下げが著しい。両媒体とも需要が急速に減退している様子がうかがえる。 続いて前年比ではなく、絶対金額のグラフ。 既存4大媒体、中でもテレビが未だに大きな広告費を占めているのが分かる。また、金額の面でインターネット広告費全体が新聞を抜き、テレビに次ぐ金額を見せている(もっとも電通の区分ではインターネット広告費は「媒体費」「広告制作費」に区分されているため、その区分で比較すれば