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ブックマーク / trivial.hatenadiary.jp (3)

  • コミケとラノベから離れたらオタク文化の「今」が皆目見えなくなった - 一本足の蛸

    先日、久しぶりに日橋界隈を徘徊した。 特に用事があったわけでなく、阪堺電車の運賃がどこまで乗っても200円になったので浜寺駅前から恵美須町まで乗りとおしたついでに日橋まで足を伸ばしたのだが、街の風景は以前とさほど変わっていないのに、まるで異国のように感じられた。というのは、あちこちのオタク系ショップのポスターや立て看板に描かれているキャラクターも、そこに書かれている作品名もさっぱりわからないからだった。 考えてみれば、日橋で散財するような消費生活から足を洗ったのは10年近く前のことだ。だから、今のはやりがわからなくなっていても何の不思議でもない。とはいえ、日橋で買い物をしなくなってからでもちょくちょく街歩きはしていたし、その際にも何がなんだかわからないオタク的物件は数々目にしていたのだが異国風景のようには感じなかった。 ということは、先日の違和感は、単に「わからない」ということ以上

    コミケとラノベから離れたらオタク文化の「今」が皆目見えなくなった - 一本足の蛸
  • 「すべてのカラスは黒い」の対偶は「黒くないものはカラスではない」ではない - 一本足の蛸

    まずはウィキペディアから 論理と時間の続きというわけではないが、まあ関係なくもない話。 命題 p ⇒ q に対して、¬q ⇒ ¬p を、元の命題の対偶(たいぐう)と言う。ただし、¬p は命題 p の否定である。 元の命題が正しくとも逆や裏は必ずしも正しいとは限らない(逆必ずしも真ならず)。しかし、ある命題とその対偶の真偽は必ず一致する。 なお、逆と裏も対偶の関係にあり、ある命題の逆と裏の真偽も必ず一致する。 数学では、元の命題を証明することが難しくてもその対偶を証明することは比較的易しい場合がある。このようなときには対偶との真偽が一致することを利用して証明する。 ある仮説命題が真ならば、その対偶命題も真であり、両者は同値である。ここで、同値ならば、ある仮説命題をその対偶命題で書き換え、元の命題を対偶で確証するという手段が有効なように思われる。「ヘンペルのカラス」はこの思い込みの間違いを指摘

    「すべてのカラスは黒い」の対偶は「黒くないものはカラスではない」ではない - 一本足の蛸
  • 感想文についての雑感 - 一本足の蛸

    一般論としては読書感想文にはロジックはいらない。論証したければしても構わないけれど、ただ「を読んで自分はこんなふうに感じた」と書くだけでも足りる。 ただし、「これは駄作だ」とか「こんなのは駄目だ」と言いたいのなら、それなりに説得力のあるロジックが必要となる。これは、反対の意見をもつ人に反論可能性を与えるためだ。言いっぱなしはよくない。 また「○○は××のパクリだ」と主張するのなら、より厳密な論証が求められる。もしかしたら○○は××のパクリではなく、別の△△や□□のパクリなのかもしれない。対抗仮説が提示されたとき「△△や□□なんて読んでいないから知らないよ」などと逃げることは許されない。 これはもちろん、読書感想文でネガティヴなことを言ってはいけないという意味ではない。また、ポジティヴなことを言うならなんでもありだという意味でもない。 なお、ハードルが低すぎてつまらない作品と、ハードルが高

    感想文についての雑感 - 一本足の蛸
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