数値を16進数表記したい場合、int型ではInteger.toHexStringメソッドを、long型ではLong.toHexStringメソッドが利用できます。基数16の符号なし整数が文字列として返されるので、もし、10進数の「-10」→16進数の「-A」というように、負の数のときはマイナス符号を付けた形式にしたければ、下図のような小さなメソッドを作ると便利です。 しかし、実数型においてはこのようなメソッドはありません(※)。よって、10進数の「-255.5」→16進数の「-ff.8」というように、小数点を含む数値を16進数表記したり、long型の範囲を超える値を16進数表記するには、このような機能を持つクラスライブラリを探し求めるか、自前で作成することになります。手順は以下のとおりです。 整数部を基数(16)で割った余りを得て16進数化し、この整数商に対して同様の手順を、整数商が0にな