IPパケット網を利用してVoIPで電話サービスを展開する場合も、音声品質や緊急通報などは現在の携帯電話と同等であることを求めています。 LTEの国際標準に配慮して、VoLTEの場合はふくそう通知を必須としない点と、IP網を利用する点だけが、現在の3G携帯電話と違います。 LTEでオールIP化LTEでは音声通話を回線交換からVoIPに移行するシナリオがあります。 IP網でのVoIPで音声通話を処理するのは、EPC:Evolved Packet Coreです。 3GではPS(パケット交換)コアと、CS(回線交換)コアの2つのコアがありましたが、LTEではEPCに一本化し、音声もVoLTE(Voice over LTE)でオールIP化するシナリオです。 ドコモは来年から、VoLTEでオールIP化する計画です。 KDDIも来年以降オールIP化(VoLTE?)すると総務省へ提示した資料で言及していま
台湾政府はこれまでWiMAXの普及に全力を注いできた。ところが加入者数の伸び悩みなどで2011年以降その方針を転換。WiMAXとLTE(Long Term Evolution)を並行して発展させる、という姿勢を取るようになってきた。台湾のモバイルブロードバンド事情を探る。 台湾政府は、2000年代初頭からブロードバンド計画の整備に力を入れてきた。2002年、台湾の内閣に相当する行政院が「e-taiwan計画」を発表。「アジアにおけるe-リーダーになる」という目標を達成するため、有線・無線を統合したブロードバンド網を完成させるという行動計画を打ち出した。 2004年にこれを実現するためのより具体的な計画として、「M-taiwan(モバイル台湾)計画」を発表。目標としてFTTHの整備に加え、「携帯電話ネットワークと無線LAN(Wi-Fi)/WiMAXを統合し、台湾全域にシームレスなインターネッ
世界の携帯電話事業者のうち,先進市場における大手事業者の多くは3.9世代(3.9G)の移動通信方式としてLTE(long term evolution)の採用を明らかにしている。そのうち,NTTドコモを含めた先行組は2010年からLTEを導入する計画だ。だが,はたしてLTEの提供エリア展開はスムーズに進むのだろうか。 米ベライゾン・ワイヤレス,独T-モバイル,伊テレコム・イタリアは,2010年にLTEを導入するプランを表明している。日本でも,NTTドコモがLTEのサービスを2010年に開始する予定だ。スペインのテレフォニカ,英ボーダフォンなども3.9GとしてLTE導入を計画中。また米AT&TはHSPA+を2009年に,LTEを2011年に導入するとしている。仏オレンジ(フランス・テレコム)や日本のソフトバンクモバイル,イー・モバイルも同様に,先にHSPA+を導入したうえでLTEに移行する計
英Juniper Researchは英国時間2009年7月7日,次世代のモバイル・ブロードバンド技術であるLTEの今後の展望について調査した結果を発表した。それによると,2014年には,LTEの加入者数が1億人を突破する見通し。MP3プレーヤやネットブック,デジタル・カメラといった電子機器でのブロードバンド機能搭載が,LTEの普及を後押しする。 LTEはまず企業を中心に普及するが,2012~2013年には,消費者もLTEベースのサービスを利用するようになる。LTEの加入者数は,2011年の時点で数百万人規模に達する。また,2014年には,組み込み型のLTEチップセットが,SIMカードに次ぐ2番目のアクセス手段になる。 ただし,LTEが本格的に普及するためには,まだ解決すべき課題がいくつか残っている。その1つが機器の統合だ。3年後には,スマートフォンの外観や機能が,今とは全く違うものになって
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く