フランステレコムのモバイル部門、オレンジ(Orange)はアフリカ大陸各国でサービスを提供しており、同大陸での利用者は約6000万に上るが、米グーグル(Google)と提携して、SMS(ショートメッセージサービス)の利用を主にローエンドのデバイスに対して促していく。 ▼Orange 現在、セネガル、ウガンダ、ケニヤで提供しているグーグルの「Gmail SMSチャット」をカメルーン、コートジボワール、ギニア、ニジェールなどに拡げ、エジプトではトライアルを実施する。利用者には最初にショートメッセージ50通分のクレジット(quota)が分配され、1通送ると1クレジット減るが、返信を受け取ると5通分加算され、54通分になる仕掛け。 オレンジはアフリカで「デジタルコーチ(Digital Coach)」戦略を推進していて、利用者に対するモバイルの用途の啓蒙に力を入れている。イギリスの調査会社Info