Googleは、アクセス速度が通常のストレージよりやや遅いものの、容量あたりの単価が非常に安いアーカイブ向けのクラウドストレージサービス「Cloud Storage Nearline」を正式サービスにすることを明らかにしました。 一般に、サーバの主要な二次記憶装置としてデータのアクセス速度を重視するストレージを「プライマリストレージ」と呼び、アクセス速度よりも容量やコストを重視するストレージを「ニアラインストレージ」と呼びます。 Cloud Storage Nearlineは、このニアラインストレージのためのサービスです。保存データ1TBあたり4MB/秒の読み出し速度となり、3TBなら12MB/秒、100TBなら400MB/秒となります。 Cloud Storage Nearlineの正式サービス化に合わせて、GoogleはCloud Storage NearlineのI/O性能を向上させ