コスト削減の必要性が仮想データセンターの普及を後押ししており、今後パフォーマンス管理やイベント自動化管理製品が伸びるとしている。 米調査会社IDCは4月9日、2008年の世界仮想サーバソフトウェア市場の調査結果と将来の市場予測を発表した。景気後退の影響で多くのIT市場が停滞する中、大規模な仮想サーバの導入が加速し、世界仮想サーバソフトウェアの市場規模は、2008年の8億7100万ドルから2013年には23億ドルに成長するという。 短期的には、設定、変更、プロビジョニング、ソフトウェア配布関連の製品が市場を占めるが、最終的にはパフォーマンス管理やイベント自動化管理製品が定着するとIDCはみている。 IDCは、2012~2013年には仮想サーバ管理機能はデータセンターシステムの一部として管理アーキテクチャに統合されるとしている。 関連記事 Cisco、データセンター自動化ソフト企業Tidalを