ヤフーは、検索サービスにおけるマイクロソフトとの提携を解消したいと考えているようだ。そして自社の技術で検索サービス市場での地位を取り戻そうとしている。 Re/codeのカラ・スウィシャーによれば、ヤフーCEOのマリッサ・メイヤーは二種類のプロジェクトを押し進めている。「速球(Fast Break)」と「カーブ(Curveball)」と呼ばれるこれらのプロジェクトによって、同社は再び収益性の高い検索広告マーケットにおいて有力企業になりたいと考えているようだ。 だが、単に検索を自社の技術に置き換えるだけで、同社の縮小を続けるマーケットシェアを食い止めることはできるのだろうか。 開発者を求めてヤフーはマイクロソフトと長期提携の契約を行っているため、その解消には法的な問題が伴う。さらに、グーグルと長年競争を続ける間に失われた優秀な人材を再度確保し、検索チームを再編する必要もある。 2012年にヤフ