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ブックマーク / mag.switch-science.com (5)

  • FTDI製USBシリアル変換ICを接続してもCOMポートが増えなくしてみた

    当社では、USBシリアル変換ICにFTDI社製のものをよく使っています。他社の同様のICに比べて少しお高いのですが、安定していてトラブルが少ないので重宝しています。具体的な型番で言うとFT232RやFT231Xを使っています。 使う分には全く問題ないこれらのICですが、製造時にはちょっと困ったことがあって、それを解決したよという話です。 FT232RやFT231Xを使った製品の動作チェックを行う際、当社ではWindows PCにつないでいました。WindowsのシリアルポートはCOMnnn(nnnは数字)という名前がついて、つないだ順に一つずつ数字が増えていきます。USBデバイスの作り方によって違うのですが、FTDIのICの場合は内蔵のシリアルナンバーを判別してIC一つにCOMを一つ割り当ててくれます。 普段同じボードを繰り返し使う時はそれで何の問題もないのですが、製造時の動作チェックの場

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  • Raspberry Pi Zero W発売を延期します

    株式会社スイッチサイエンス...「Raspberry Pi Zero W」をスイッチサイエンスのウェブショップで3月下旬より販売開始いたします。 上記の通りプレスリリースにて発表いたしましたが、総務省の工事設計認証(いわゆる技適)の取得が確認できておらず、発売を延期することにいたしました。 たくさんの方から入荷通知機能の登録をいただいており、みなさまからの期待を大きく感じています。工事設計認証については、製造元に解決してもらうしか手段がなく、「進捗どうですか?」と製造元に確認をとるくらいしかできることがありません。 Raspberry Pi Zero Wの基板にはいわゆる技適のマークがありますが、こちらは"R"マークと技適番号の記載がないので証明ラベルの様式を満たしていません。そのためこのままでは国内で適法に使える状態ではないと判断しています。

    Raspberry Pi Zero W発売を延期します
  • スイッチサイエンスにRaspberry Pi Zero Wがやってきた!

    こんにちは、志村です。 日、Raspberry Pi財団より無線LANとBluetooth機能を搭載した、Raspberry Pi Zero Wの発表がありました。Raspberry Pi Zero Wの工事設計認証(いわゆる技適)については、現在Raspberry Pi財団に確認中です。スイッチサイエンスでは3月下旬の発売を目指していますが、工事設計認証の状況によっては発売時期がずれる可能性もあります。発売が決まったら改めてお知らせいたします。 販売に先立ち、Raspberry Pi Zero Wを試用できましたので、今日はそのレポートをお送りします。 外観 Raspberry Pi Zero Wの表面(製品とは異なる可能性があります) Raspberry Pi Zero Wの裏面(製品とは異なる可能性があります) 比較画像を撮り忘れてしまったのですが、Raspberry Pi Zer

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  • Arduinoの内部分裂について

    仲が良かった頃のArduinoチーム (写真の出典:arduino.cc) ご存知の方も多いと思いますが、Arduinoチームが内部分裂してもめています。おおざっぱに言うと、米国のArduino LLCという会社と、イタリアのArduino SRLという会社が、それぞれ「我こそは正当なArduinoだ」「お前は偽物だ」と言って争っているのです。Arduino LLCは、元々のArduinoの開発者5人が設立した会社です。Arduino SRLは、その5人のうちのGianluca Martino氏が長く経営しArduinoの製造と全世界への販売を担ってきた会社です。現時点では、合計4件またはそれ以上の訴訟または異議申立てが係争中です。 じゃあ、どっちが正しいArduinoなのか。海外のブログとか掲示板とかでは、わりとArduino LLCの肩を持つ意見が多くて、Arduino SRLに対する

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  • mbed OSとmbed Device Serverが発表されました

    既に報道も出ていますし、mbed.orgのページが更新されていますが、mbed OSとDevice Serverが発表されました。ここでは、mbed OSやDevice Serverがなにかを少しだけ説明したいと思います。 従来からmbedではArduinoのように、ハードウェアのレジスタといった細部を意識すること無く開発のできるSDKが提供されていました。同様に、RTOSという、組み込み向けにThreadやSemaphore、Message Queueといった機能を提供する小さなOSも提供されていました。mbed OSでは、ここからさらに、IoT(Internet of Things, モノのインターネット)向けに、TLSなどの暗号、電力管理といったネットワーク接続するモノを作ることをより意識した機能をが追加されていくようです。既に、イーサネットやWi-FiBluetooth Smar

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