海外就職について話をしていると、「それは必ず成功するのか? 酷い目に遭っている人もいるんじゃないか?」という反論をよくいただきます。 言うまでもなく、海外アジアで就職することは、数ある選択肢のひとつでしかありません。東大に入学したから、ハーバードを卒業したから、司法試験に合格したから、アップル社に入社したから、必ずしも成功するとは限らないのと一緒です。 リストラ中の企業で活躍している人もいる 日本の大企業では数十年間、終身雇用制度が機能していたため、それに慣れた人たちには「信頼できる組織に所属して生涯安泰」という志向が刻み込まれているようです。もしかすると、農耕民族だった先祖の記憶なのかもしれません。 それゆえ、すぐに「インドネシア就職は安定しているのか?」「外資系企業は不安定ではないのか?」といった「安定」の話をしたがる人が出てきます。しかし、どちらにしても入社はきっかけに過ぎず、その後
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