最近はスナックブームだと言われる。 スナックに行きたい、行くのが好きだという30代男性が増えているようであり、また、スナックに勤めたいという若い女性も増えている。私の周りにも実際にそういう男女は少なくない。そこで、30歳前後の女性がママとして働くスナックに潜入してみた。 この記事の写真を見る ■西荻窪のスナックで月2、3回だけのママ あさみさんは28歳。2年前の転職を機に、JR中央線西荻窪駅近くのスナックで月に2、3度だけママをしている。この店は、日替わりで店長が替わる仕組みであり、いわば1つの店を数人でシェアするのだ。男性が店長の日もあるが、たいていは女性のママだ。 スナックといっても、カラオケはなく、業態としてはバーだが、本物のバーテンダーがお酒を出すわけではないので、事実上スナック、といったたぐいの店である。 「私は人とコミュニケーションをするのが好きなので、おカネをもらいながらスト