うつ病治療の『お薬辞典』では,筆者らの治療薬中心に体験談を掲載しております. お医者さんで処方される向精神薬,および糖尿病などうつ病とも無縁でなくなってきました, 生活習慣病・メタボリックシンドロームに使われるお薬の基本情報も紹介します. セロトニンは神経細胞内で作られ,神経伝達物質として放出されると同時に,同じ神経細胞に再度取り込まるという性質があります.正常であればこのバランスが保たれているのですが,うつ病やパニック障害などでセロトニンが低下してくるとバランスが崩れ,思考面や感情面で様々な症状を引き起こします. 抗うつ薬を使うことで,ストレスによって脳内のセロトニンなどが減少するのを防いでいきます.そして神経伝達をスムーズに行い,服薬を続けていくことで,神経伝達物質の機能が正常化し,症状が改善されていきます. パキシルなどのSSRIが他の抗うつ薬と大きく違うところは,セロトニンにのみ作
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