「足をすくわれる」の誤用の「足元をすくわれる」を正しい表現と思っている人が74・1%に上ることが24日、文化庁が発表した平成19年度の「国語に関する世論調査」で分かった。言葉遣いについては全体の約8割が「今の国語は乱れている」と答える一方で、「言葉は時代によって変わるから」として乱れを否定した“達観派”も6%を超え、増加傾向にある。 調査は今年3月、全国の16歳以上の男女3445人を対象に、個別面接で行い、1975人(57・3%)から回答を得た。 言葉本来の意味とは違う使用例では、「議論で計画が『煮詰まった』」の解釈が世代によって分かれ、50、60歳代は本来の「議論が出尽くし結論を出せる状態になった」、40歳代以下は逆に「議論が行き詰まって結論が出せない状態になった」意味とする人が多かった。 「あと10年たてば、言葉の意味が本来と変わってしまうかもしれない」と文化庁国語課。 国語を
東京・秋葉原の連続殺傷事件を引き起こした加藤智大(ともひろ)容疑者(25)。犯行前に「友達ほしい」「彼女さえいればこんなに惨めに生きなくていいのに」と掲示板に書き込み、孤独な生活ぶりがうかがえるが、1年前の一時期、容疑者には「トモ」と呼んでくれる親しい女性(23)がいた。女性に加藤容疑者の素顔について話を聞いた。(米沢文) 6月8日午後。彼女は秋葉原の連続殺傷事件を報じるニュース速報にくぎ付けになった。殺人未遂の現行犯で逮捕された男の名前が、自分の知人と同姓同名だったからだ。 夜になって、容疑者が逮捕された場面などが映像で繰り返し流れ、青森県出身であることが報じられた。それを見て、彼女は容疑者があの「トモ」だと確信した。 携帯サイトで知り合い、「トモ」と呼んだ 彼女がトモと初めて会ったのは昨年7月末だった。 携帯電話の出会い系サイトで知り合い、メールを何通かやりとりし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く