毎年、寒さが募り始める頃になると、天候と同時に風邪に関する情報が気になるものである。今年の風邪は喉に影響があるのか? それとも高い熱が出るのか? 症状によって対処法も変わってくる。効率的に情報を得るにはどうしたらいいの? とお思いの方に画期的なウェブサービスをご紹介したい。 製薬会社のエスエス製薬は、Twitter上の風邪に関する情報を収集してエリアごとに解析し、風邪話題度を予測する「カゼミル+」を公開した。これを見れば、現在流行している症状を察知することができ、予防にも役立つものとみられている。 このサービスは2011年11月15日に公開されたものだ。同社は東京大学「知の構造化センター」の協力を得て、風邪に関する情報を収集するだけでなく、言語解析して精度の高い風邪情報を検出。それを元に、未来の風邪話題度を予測しているのである。 風邪話題度とは、「熱っぽい」や「のどが痛い」などの風邪に関す