タグ

laborとmarketに関するryozo18のブックマーク (2)

  • 市場の失敗 その2 量子力学

    「市場の失敗 その1」その1で述べたように現実の労働市場は、はなはだ不完全な物でしかありません。 これに加えて労働サービスの提供者である労働者は意志を持っており、労働サービスは買い手である企業の自由にはなりません。多かれ少なかれ労働者の意志が労働サービスの質と量に影響を与えます。これは普通の財とは全く違います。 財を売った後、その売り手の意志が財に影響を与えることはありません。例えば、スープ皿を1枚買えば、買った人間はこのスープ皿を完全に自由に取り扱うことができます。テーブルに並べようとしたら、スープ皿の機嫌が悪くてうまく並ばないということはあり得ません。そのかわり買った人が何もしないのに、自分から器洗い機に入ることもありません。また、スープ皿に支払った金額や支払い方法によって、スープ皿の大きさが変わることもありません。使っていく内に自然に高級品になっていくこともありません(骨董品として

  • 景気回復と労務管理 その2

    「景気回復と労務管理 その1」で書いた低賃金の非正規労働者が多数いることを前提とした企業、業態は、労働市場がタイトになり低賃金では非正規労働者がいなくなると、経営困難に陥ります。 外部労働市場では、賃金は需給関係で決まります。需給が緩和すると急速に低くなり、タイトになると急速に上がります。内部労働市場も労働市場の需給の影響は受けますが、ある程度その影響を遮蔽することができます。 市場で賃金が上昇しているときに、自社の賃金を上げずにいると、人手不足になるか、労働者の質が落ちてしまいます。一旦、外部労働市場に依存する体質になると、外部労働市場から抜け出すのは相当な努力が必要です。 この性質を十分理解した上で、外部労働市場を利用していたらいいのですが、そうでないと外部労働市場を利用したつもりが、外部労働市場に飲み込まれる結果になってしまいます。 まあ、特定企業の問題ならいいのですが、問題は介護保

  • 1