中国の新疆ウイグル自治区のワイン工場で12日、ワインを貯蔵するタンクに火がついて爆発し、従業員2人が死亡し、1人がけがをしました。 中国の新疆ウイグル自治区にある国営のワイン工場で12日夕方、ワインを貯蔵するタンク2つから火が出て爆発しました。 さらに貯蔵されていたおよそ100トンのワインが消火活動中に流れ出て引火し、敷地内に燃え広がりました。 火はおよそ20分で消し止められましたが、工場の従業員2人が死亡したほか、1人がけがをしたということです。 地元当局によりますと、火が出たとき、工場ではタンクを別の場所に動かす作業を行っていたということで、その際に何らかの理由でワインに火がついたとみられるということです。