キューバの首都ハバナで開かれた議会に出席したラウル・カストロ国家評議会議長(手前左)とミゲル・ディアスカネル第1副議長(手前右、2017年12月21日撮影)。(c)AFP PHOTO 【12月22日 AFP】キューバのラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長(86)が来年4月に退任する見通しとなった。今年9月に同国を襲ったハリケーンの影響で国会議員の選挙実施が遅れ、人民権力全国会議(国会)が議員任期を延長したことに伴い、同議長の任期も約2か月延びる。 カストロ氏は2年間暫定的に権限が委譲された後、2008年からは正式に国家評議会議長を務めていた。既に再任を目指さない意向を表明しているが、キューバ共産党の第1書記の職には、2021年まで留まるとみられる。 カストロ氏の退任は、同氏の兄で昨年死去したフィデル・カストロ(Fidel Castro)氏が1959年にキューバ革命を率い
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