2017/6/14 17:50 VictorySportsNews編集部 6月13日に行なわれたワールドカップアジア最終予選・イラク代表戦で、サッカー日本代表は1-1で引き分け勝ち点1を積み増した。日本はグループBの首位に立ち、次節のオーストラリアに勝利すればワールドカップ自動出場権が確保できる2位以内が決まる。しかし、ヴァイド・ハリルホジッチ監督だけでなくどの選手もこの結果に満足していない。イランの高地で行なわれた酷暑の中での試合ということもあり、試合内容には精彩を欠いた。しかし日本が苦戦を強いられた理由は、それだけではなさそうだ。試合分析に定評のあるサッカーコーチ・らいかーると氏に、寄稿を依頼した。 文:らいかーると 徐々に削られていった日本の体力 試合開始から注目したのは、ボールを保持していないときの日本の振る舞いと、それに呼応したイラクの動きだった。高地で行なわれ、さらに酷暑とい