あなたにとって、“働く”ということは、生活の「手段」でしょうか、「目的」でしょうか? 趣味と仕事の両立を目指す人は多いですが、趣味に全集中する人は意外と少ないもの。どういうきっかけでその生き方を選んだのか……宝塚のトップスターにハマり、贔屓(ひいき)の退団を機に働き方を変えた女性Sさんにインタビューしました。 趣味に全集中し、仕事をほとんど辞めたSさん 光り輝いていた贔屓 ――Sさんの宝塚との出会いはいつごろですか? もともと家族が宝塚に通っていて、小さいころから劇場に連れて行ってもらっていました。大学生くらいから自分のお金でチケットがとれるようになって、ゆるゆるズブズブと“沼”にはまっていきました。ただ、はまりたてのころはハロー!プロジェクトやジャニーズなど、女子男子アイドルにもはまっていたので、宝塚だけに全集中というわけではなかったんです。 ――なるほど、宝塚に集中するようになったのは
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